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WA/(SPRINGFIELD)MEUブラック・レイトモデル(後期型)

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レビュー:by RIK

WA/(SPRINGFIELD)MEUブラック・レイトモデル(後期型)

種別仕様
発売2005/03/19
価格24,000円
型番WA-WLBX
バージョンSCW2
スライドノッチ非貫通ワイド型、めくれ対策なし
フロントサイトドブテイル型イモネジ付きホワイトドット入り
リアサイトスモールサイズノバック型ホワイトドット入り
トリガーラージサイズ、3ホールセミロングトリガー(銀)
バレル真鍮製黒塗装アウター&真鍮製メッキ無インナー、プラ製チャンバー、プラグ一式
セフティ5mm軸キンバー&キングスタイプアンビ
スライドストップ凄く抜けにくい
フレーム実銃用グリップ装着は不可
ジャンル作品使った人
――――――米海兵隊MEUユニット
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述

実銃について

左右両面
左右両面

WA/MEUピストル・アーリーモデル(グレー) をご参照下さい。

トイガンについて

右側面
右側面。

「目立つ傷はありません」…!?
中古品をネットオークションで購入。説明にはこうありましたが、
グリップスクリューやハウジングピンが錆びている上、フレームやスライドに擦れ跡だらけ、スライドノッチは捲れておりスライドストップのピン先も分解で付いたと思われる引っ掻き傷だらけでした。更にフロントサイトとフレームにスキ間があり、グリップセフティは押し込まれた状態で動かない…。
「写真チェックの甘さ」「主観の違い」 というのを思い知らされました。

愚痴はこのぐらいにして商品を見て行きましょう。渋谷カスタムワークス限定品で発売された MEUピストル が好評だったため、細部を改良して一般販売することにした様です。

MEUピストルとの違い
先に発売されたMEUピストルよりも再現度が上がっています。

  • スライドのセレーションがレス・ベアータイプからスプリングフィールドタイプに変更
  • グリップがダブルダイヤからパックマイヤータイプに変更
  • グリップセフティがエド・ブラウンタイプからスプリングフィールドタイプに変更
  • アンビセフティがスウェンソンタイプからキングスタイプに変更
  • アウターバレルがアルミ製から真鍮製黒塗装に変更、重量が増加

注目は キングスタイプのアンビセフティ。 WA製品に採用されたのは恐らく当モデルから、新規パーツになります。

いっぽうで未だ再現できて良いない部分もあります。

  • リアサイトがスモールサイズの無刻印ノバック型
  • スプリングフィールド・アーモリーの刻印とロゴの再現が不完全
  • ハンマーがデルタタイプ(スプリングフィールド製品に多い)ではない

これらはのち発売されるJ-ARMORY製MEUフォースリーコンの発売まで待たねばなりませんでした。

前部と後部
相変わらず真っ黒な銃口まわりです。これは背後も同様です。新規追加されたキングスタイプのアンビセフティの形が良く分かります。

前部
前部。
後部
後部。

スライド分解
真鍮に黒塗装されたアウターバレルとリップがプラ製の別部品になったマガジンが特徴的です。

スライド分解
スライド分解。

フレーム分解
パックマイヤータイプのラバーグリップは芯に亜鉛の板が使われています。またグリップスクリュー部分にワッシャーが噛まされているのも特徴です。 新しく採用されたキングスタイプのアンビセフティは従来のアンビセフティと異なり、セフティ右側をグリップではなく特製のハンマーピン先端に噛ませて固定します。

フレーム分解
フレーム分解。

実射
すみません、忘れました。

総評
現用モデルとは比べるべくもありませんが、MEUピストルよりも再現度は上がっています。 当時の製品としては正常進化であり十分な完成度だったと思います。

ただMEUが売れたことに気を良くして、 バリエーションを乱発 したのが良く無かったです。 前期モデルと後期モデル、カラーもブラックとグレーで4種類も追加しました。 これで製品がダブついてしまい、現在ではかなり安く手に入るモデルとなっています。

その後更にリアルなJ-ARMORY製MEUフォースリーコンが発売された為、存在意義が薄れてしまったモデルです。

好きな所

  • スライドのセレーション
  • パックマイヤータイプのラバーグリップ
  • キングスタイプのアンビセフティの再現

嫌いな所

  • ハンマーがデルタタイプではない
  • スプリングフィールドの刻印とロゴが無い
  • キングスタイプのアンビセフティの信頼性(後述)

カスタマイズ

セミロングの3ホールトリガーを自作カスタムに流用する予定です。

ここが壊れた!

部品症状対策
特に無し    

その他

キングスタイプのアンビセフティ
ハンマーピンにセフティ右側を噛ませる事でグリップに加工しなくても装着出来るのは便利ですが、WAで再現したこのセフティには問題もあります。まず「必ず右側セフティから組み込まないといけない事」です。スウェンソンタイプは左右どちらからでも組み立てられたのですが、キングスタイプは順番が決まっています。最もこれは実銃のパーツと同じ問題なのでWAに責任はありません。

もう一つは「調整がスウェンソンタイプよりもシビア」という事です。アンビセフティは左右のセフティがフレーム中央でアリミゾを噛ませて組む構造です。スチールやステンレスで作られている実銃でもこの構造は耐久性に難があるとして、敢えてシングルセフティを選択する人も居ます。

増してWA製品では亜鉛合金製の為、刷れて噛み合わせが緩み易く使い込むとセフティが連動しないなどのトラブルが発生します。 これはスウェンソンタイプとキングスタイプ、どちらのアンビセフティでも発生します。 更にキングスタイプはプランジャースプリングが弱いと右側セフティ解除時、左側のセフティがスッポ抜ける場合があります。 スウェンソンタイプよりも調整が必要となっています。

ホールド・オープン
ホールド・オープン。

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