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WA/ボブチャウ・スペシャルII

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レビュー:by RIK

WA/ボブチャウ・スペシャルII

種別仕様
バージョンSCW3
スライドノッチ非貫通ワイド型、めくれ対策なし
フロントサイト差込型(ドットなし)
リアサイトボーマー型ローマウント(ドットなし)
トリガーラージサイズ、ノンホールロングトリガー(黒)
バレル真鍮製銀塗装ストレートアウター&真鍮製メッキ有インナー、プラチャンバー、リコイルスプリングガイド一式
セフティ5mm軸スウェンソンタイプアンビ
スライドストップ固め
フレーム実銃用グリップ装着は不可

ジャンル作品使った人
――――――イチロー・ナガタ氏
※TV・映画では俳優名、漫画・アニメ等では役名を記述

実銃について

フォトグラファー兼シューターのイチロー・ナガタ氏が中国系アメリカ人ガンスミス「ボブ・チャウ」に依頼して作成してもらったマッチ用カスタムガンです。マッチでの上位入賞を目指して試行錯誤していた彼は自らの案で
「5インチスライドに7インチバレル」
という異形のカスタムを作り上げました。 実銃ではバレルを繋ぎ合せて作っていた様で、途中に継ぎ目が見られます。 コンペンセイターが一般化する前に、バレルを少し延長して溝を空ける「マグナポート」が流行していましたが、その上を行こうとしたのでしょうか。

トイガンについて

黒くない!!
中古品をネットオークションで購入。「よく作ったなぁ」というのが第一印象です。 箱を開けてびっくりしたのはその色、ダークグレーです。 てっきり黒だと思っていたのでちょっとしょんぼりです。 「別なフレームと合わせずらい…」 自作カスタムのベースにしようと思っていたので困りました。

左右両面
左右両面

スライド一杯に打ち込まれた「シリーズ70ラージ刻印」がとても存在感のある一品です。 そして何よりインパクトがあるのは7インチストレートバレル。 多分ハードボーラーの流用と思われますが、かなりというか相当長いです。
「銃身が長ければ百発百中」
というアイディアをそのまま形にしてしまった感があります。

右側面
右側面。エジェクションポートの小ささにびっくり

前部・後部
バレルがニョッキリと突き出しているのが印象的ですが、「CHOW」入りブッシングに細いリコイルスプリングガイドなど、特徴的な前部です。 後部は低めにマウントされたボーマーサイトが目を引きますが、スライドが破損しないか心配です。

前部
前部。ブッシングの「CHOW」が良いです
後部
後部。ローマウントのボーマーサイトです

ホールドオープンとフレーム前部
スライドを引くと細いガイドロッドが出てきます。またインナーバレルは途中(6インチあたり)までしか長さがありません。 ハードボーラーを持っていませんが、7インチのインナーバレルは存在しない可能性があります。 ボブチャウIと違い、スライドとフレームにメルト加工はされていません。

スライド先端
スライド先端。こんな感じでバレルとガイドが出てきます
フレーム前部
フレーム前部。鋳型のステッピングですが、頑張ってます

グリップ後部とリアサイト
ピンガンと同タイプのグリップセフティに、ステッピング入りのストレートハウジング。 分かりにくいですが、ハンマーのスパー部分が少し短くなっています。ローマウントのボーマーを見れば見るほどスライドが割れないか心配になってきます。

グリップ後部
グリップ後部。グリップセフティ機能はキャンセルされています
ボーマーサイト
ボーマーサイト。従来よりも前に、低くマウントされています

試しに5インチ化してみる
5インチのM1911用バレルを組み込んでみました。かなり格好良いのではないでしょうか。 実際やっている人が居るかもしれません。

5インチ化
5インチ化。中々良さげ

実射
バスンと結構重い音とともに快調ブローバック。長いアウターバレルの所為でしょうか。 またインナーバレルが途中までしか無いことで、独特の音が出ている可能性があります。

総評
再現度はかなりというか相当高いのですが、元の銃に人気があったのか疑問。 5インチ化してクラシックなカスタムガンを作りたい人にはお勧めです。 またボブチャウシリーズの中で「ボブチャウ・スペシャルII改」がモデルアップしていません。 バレルを6インチ位に短くして、前述のマグナポートを施したモデルです。 ここまで来たら作って欲しい気がします。

好きな所

  • ラージ刻印のスライド
  • リコイルスプリングガイド、細くて逆に目新しいです
  • グリップ。シルバーブラックの雰囲気が良く出ています

嫌いな所

  • 色。ブラックが良かったです

カスタマイズ

バレルを5インチ化したクラシカルなカスタマイズを考えています。

ここが壊れた!

部品症状対策
特に無し    

その他

ご覧の通り、下敷きの白いフェルトからはみ出しそうです。

ホールドオープン
ホールドオープン。とにかく長いです

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